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東海の防災を考える

 熱中症の搬送者のうち、半数近くが高齢者だ。一人暮らしの場合、119番通報の判断が遅れる危険性がある。どういった予防策があるのか。

 「居間のテレビの上などに室温計を置く。28度を超えていればエアコンをつける」ことを提案するのは、帝京大学の三宅康史教授(救急医学)だ。

 日本救急医学会は、2012年夏の3カ月間に全国103の救急医療施設を熱中症で受診した2130例について分析した。分析によると、65歳以上の高齢者では、自宅にエアコンを設置していても使っていない患者が最も多かったという。

 また、搬送先で診断された「重症度」から見ても、「エアコン使用中」「エアコンの設置なし」に比べて、設置しているが使っていない患者の方が重症者が多かった。エアコンを設置していない患者は若い人が多かったといい、回復が早く軽症にとどまったとみられる。

 「熱中症に対して、最終的にはエアコンが特効薬。高齢者にエアコンのスイッチをどう入れさせるかが重要になる」と三宅教授。例えば、午後2時に誰かが電話を入れて室温計の表示温度を聞き、28度を超えていればスイッチを入れさせる方法だ。「本人が暑いと感じたら、ではなく、基準とする室温を超えたら自動的にエアコンを動かす仕組みにした方がよい」と話す。

 暑くなったからといってエアコンのスイッチを入れても、故障していたり、かび臭かったりする場合もある。本格的な夏を迎える前に点検や試運転をしておくことも大事だという。

 エアコンのほかに重要なのは、…

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