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 長期間、家庭などにとどまる「ひきこもり」の人たちと、どう向き合ったらいいのか。ひきこもり傾向にあった人たちに関連するとみられる事件が各地で相次ぎ、関心が高まっている。全国的に珍しい「ひきこもり外来」を備える「ながおか心のクリニック」(新潟県長岡市千歳1丁目)の中垣内正和院長(70)に、現状や支援策について聞いた。

 ――川崎市で小学生ら20人を殺傷し、自殺したとされる容疑者の男(当時51)と、元農水事務次官の父に殺害されたとされる男性(当時44)は、いずれもひきこもり傾向があったと報じられています。

 「川崎の事件を受け、当院にも相談が相次ぎました。高齢化した親世代の不安は広がっています。ひきこもりと暴力を結びつける見方もあるようですが、それは間違い。診察を始めて10年以上、400人以上の患者さんと向き合いました。20年以上ひきこもる人も見ましたが、ほとんどは善良で、気が小さくて繊細です。ひきこもりが事件を引き起こすわけではない」

 「心配なのは、こうした悲劇を知って若い人が子どもを持ちたいと思わなくなってしまうことです。苦しんでいる家族をしっかり守り、これから家庭を作る人たちに希望を持たせる。それができていないんです」

■いったん外れたら、はい上がれ…

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