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 宮崎県日向市にある甘味処「茶屋たまのや」が、いちご風味のタピオカをかき氷にトッピングして提供したところ、SNSで「イクラ丼のよう」と話題を呼んでいる。

 店があるのは、白壁の古い木造建築が立ち並ぶ同市美々津(みみつ)町の重要伝統的建造物群保存地区。店が入る家屋も、江戸末期は鍛冶(かじ)屋だったという趣のあるたたずまい。美しい街並みが残っているのに、週末や休日以外の人出は少し寂しいのが地域共通の悩みだ。

 「人を呼び込む目玉商品をつくろう」と同店代表の本村圭三さん(53)が思い立ち、近所のカフェ店主たちとタピオカ入りかき氷を企画した。タピオカの粒はミルクティーなどに入れて飲むスタイルが多い中、いちごの味をつけて粒の存在そのものを前面に打ち出したてみたら、その見た目のインパクトの強さから、「イクラ丼みたい」という予期せぬ反響を呼んだ。

 5月末から始めた夏季限定。ほかにマンゴー風味などのメニューもそろえた。一杯650円(税込み)。ただ、タピオカ入りのドリンクは若者や女性たちの間でブームになっているだけに、本村さんは「必要な量のタピオカの入手が難しいのが悩み」と話している。(菊地洋行)