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認知症を描く作家・楠章子さん(45)

 午前11時。大阪市の自宅隣に建つ実家から、車いすの母・多香子さん(81)をデイサービスに送り出す。施設で夕飯を終えた多香子さんが帰宅すると、共に暮らす姉と一晩ずつ交代で、母と一緒に眠る。

 多香子さんが認知症を患って20年。昨年亡くなった父の圭介さんとともに介護をしてきた経験が、小学生のつばさと認知症の祖母を描いた絵本「ばあばは、だいじょうぶ」(童心社)につながった。

 「つばさが、ばあばにやさしく…

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