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 日本で知られていない多様で珍しいお国料理が楽しめる。日本人学生と共に68カ国(地域)計約1300人の留学生が学ぶ、埼玉県川越市の東京国際大で7日に始まった学園祭「インターナショナルフェスティバル」。研究発表や演奏会などと共に地元住民らの人気を呼ぶのは、留学生たちが母国の食べ物を販売する模擬店だ。今年は24店が並んだ。8日まで。

 ベトナム人留学生のコーヒー店では、金属製のこし器で入れる「フィン」の他に、つぼの中で豆をこす薄味の「ラケット」、シェーカーで混ぜる甘い「ローカル」など、珍しい飲み方を体験できる。バングラデシュの「フィルニ」は米のミルククリーム煮。同国の一般的なスイーツで、バラの花のジュースが付く。

 ジョージア(グルジア)の学生は、山岳地帯産という珍味「パインコーン」のジャム、練って延ばした干し果物などを売る。「♯ハーフ」という店を開く学生たちは「多様性尊重の社会」を願って、フィリピンのバナナ、ミャンマーのマンゴー、ガーナのグアバなど各人由来の国の果物を持ち寄って日本のサイダーで割り、一杯のフルーツポンチにした。

 8日には仮設ステージで、ベトナム人学生らの合唱や、インドネシア人学生たちの伝統舞踊なども披露される。(西堀岳路)