[PR]

 日常や災害時に使える手話を紹介した「手話ハンドブック」を山形県が作った。山形市出身の歌手、朝倉さやさんをイメージキャラクターに起用。手話の紹介だけでなく、聴覚に障害がある人とコミュニケーションをとる際のポイントもまとめた。

 ハンドブックは、あいさつなど日常的な手話のほか、非常時編として「逃げて」「ケガはありませんか」など計30種の手話を紹介している。聴覚障害者と手話で会話する際は目線を合わせる、表情をつけることが大事といった助言も盛り込んでいる。

 聴覚障害者が日常で困る場面についても解説。外見ではわかりにくいために障害に気づいてもらえないことや、呼び出しや放送が聞こえないことなどを挙げ、軽く肩をたたいて知らせたり、放送内容を文字情報で表示したりするなどの配慮例を紹介している。

 また手話以外に、筆談や、口の動きを読む「口話」、空間に字を書く「空書」といったコミュニケーション手段も取り上げる。

 県は2017年3月に手話言語条例を施行。手話への関心につながればと作成した。2500部を発行し、県庁や各総合支庁で配布している。県のウェブサイト(https://www.pref.yamagata.jp/kenfuku/shogai/fukushi/7090004copy_of_yamagata-syuwagengojorei.html別ウインドウで開きます)からもダウンロードできる。

 問い合わせは県障がい福祉課(023・630・2293、ファクス023・630・2111)へ。(青山絵美)