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 北海道網走市の博物館・網走監獄に7日、カモの親子が歩いて現れた。親子は監獄入り口前にある「鏡橋の池」に入り、泳ぎ回ったり、岩の上で体を乾かしたり。数日後には400メートル近く離れた網走湖を「徒歩」で目指すとみられている。

 網走監獄によると、午前10時ごろ、敷地内を親ガモが子ガモを引き連れて歩いているのを職員が目撃。親ガモは春につがいで池に来ていたマガモとみられ、近くのどこかで抱卵していたようだ。子ガモは10羽で、親ガモは池を中継地として選んだとみられる。

 網走監獄は標高50メートルほどにあり、網走湖までは、林を抜けたり、沢を下ったりする必要がある。子ガモを狙うキツネやタヌキ、カラスやトビなどもいる。網走監獄の配島淳事務局長は「自然の摂理には逆らえないが、無事たどり着いて欲しい」と話している。(神村正史)