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 熊本県南小国町の役場近くに、異業種の人たちが同じ場所を仕事場として使うコワーキングスペース「未来づくり拠点 MOG」(MOG=南小国)がオープンした。個々にアイデアを持つ人たちのつながりをつくり、地域発の新事業の誕生につなげることも狙う。

 町などで昨年設立し、観光やまちづくりに取り組む会社「SMO南小国」が運営。以前塾だった空き店舗を改装し、WiFiが使えるフリースペースや打ち合わせに使うことができる会議室などを整備した。

 フリースペースは3時間300円、会議室は同500円で誰でも利用できるが、月間3千円の会員利用を登録すると、一緒に新しい仕事をできそうな他業種の人とつなげてもらうなどの支援を受けることもできる。当面月~金曜午前9時~午後5時の営業で職員2人が常駐する。

 また、SMO南小国が町の委託を受けて取り組む起業塾や人材育成のイベントなどの拠点としても活用していくといい、今月21日からは早速、地元の農業や林業、温泉などが求める人材と南小国に興味をもつ人とをマッチングする研修もある。SMOの安部千尋・未来づくり事業部長(31)は「南小国には個々で起業したり新たなことを始めようとしたりしている人たちが多くいる。それぞれの力を合わせれば、もっと地域を発信していけるようになるはず」と話している。(後藤たづ子)