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 「食」を通じて身近な自然に興味を持ってもらおうという企画展「自然のおいしい味わい方」が、熊本市中央区の熊本博物館で開かれている。川や海、山の動植物の食べ方を紹介したり、鉱物を食材に見立てたりするなど工夫を凝らした企画となっている。

 メニューは「動物」「植物」「石」の3コース。エビの化石が含まれた板状の石灰岩は「エビせんべい化石」と命名。ゼリーのような質感が食欲をそそる「黒曜石のコーヒーゼリー風」のほか、実際に食べられる鉱物「岩塩」の結晶などを展示している。

 また、「生臭そう」「寄生虫がいそう」などと敬遠されがちな川の生物の食べ方も解説。アメリカザリガニの塩ゆでやナマズ汁など「見た目は悪いが味は良い」というレシピのほか、セリやミツバなど野草の食べ方も紹介している。

 同館学芸員の山口瑞貴さんは「動植物でも石でも『おいしそうだな』と考えると興味がわいてきます。この展示をきっかけに身近な自然を楽しんでほしい」と話している。7月7日まで。入館料は一般400円、大学・高校生300円、中学生以下200円。問い合わせは同館(096・324・3500)。(白石昌幸)