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 サニブラウンの日本記録に陸上関係者は「驚きはない」と口をそろえる。日本陸連の土江寛裕・五輪強化コーチは「もうちょっと記録が出るかな、と思った。9秒97でとどまるレベルではない」と言い切った。

 日本の男子短距離界は新たな時代に突入している。少し前は10秒の壁を破るのに四苦八苦していた感じがあったが、桐生祥秀(日本生命)、そしてサニブラウンがその壁を突破した。お互いが刺激し合い、山県亮太(セイコー)、多田修平(住友電工)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)らが10秒0台の記録を持ち、今年新たに小池祐貴(住友電工)がその仲間に加わった。日本選手権では、記録よりもいったい誰が勝つのかに焦点が当たり、好勝負の末に自然と好記録がついてくる、という雰囲気がある。

 サニブラウンのすごさは、この…

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