福岡市で開催されている主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に反対する街頭行動が9日、同市中心部であった。買い物客らでごった返す西鉄福岡(天神)駅前で15人ほどがプラカードを掲げ、「G20では、貧困や格差など世界の大きな課題は解決できない」「経済会議と言いながら、大規模な交通規制でかえって地域経済に支障を出している」などと訴えた。
主催は市民や労働団体などでつくる「RAGE AGAINST THE G20(G20に怒りを)@FUKUOKA」。6月9日の「ロックの日」にちなみ、米国のロックバンド「レイジ・アゲンスト・ザ・マシン」をもじって名付けたアピール行動で、スピーチの合間にこのバンドの曲「ゲリラ・ラジオ」を流した。
行動に参加したイラストレーター、いのうえしんぢさん(48)は「米国が貿易を通じて世界経済を支配するためのルールづくりをしてきたのが、これまでのG20の歴史」と指摘。「貧しい国から甘い汁を吸うような経済のルールを勝手に作ってほしくない」などと訴えた。(野上隆生)
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朝日新聞国際報道部