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 唐津赤十字病院(佐賀県唐津市和多田)は10日、長崎県佐世保市の一般社団法人「フードバンク協和」に、賞味期限が近くなった災害用の備蓄食103箱を贈った。協和側が今月中に、佐世保市や長崎市などの29の子ども食堂や、児童養護施設や障害者福祉施設など計14施設に提供する。

 贈られたのは、水を加えて食べられる「アルファ米」のわかめご飯や五目ご飯、レトルト食品のハンバーグ煮込みや肉じゃがなど。唐津赤十字病院は地域災害拠点病院に指定されており、500人・3日分の食料を備蓄している。賞味期限が近いものはこれまで救護班の訓練で使ったり、職員に配ったりしていた。

 病院1階ロビーで目録の贈呈式があり、湯ノ谷誠二副院長が「子どもを中心に、困っている人たちに手を差し伸べることに喜びを感じる。来年、再来年と定期的に続けたい」とあいさつした。

 協和は、業務用食品卸業の協和商工(本社・佐世保市)が母体。同社の佐賀支店(佐賀県神埼市)を拠点に、年内か来春までに佐賀県内でも子ども食堂などへの食品提供を始めたいとしている。(渡辺松雄)