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 米国で11日(現地時間)に開幕する世界最大級のゲーム見本市「E3」に合わせ、IT大手が相次いで、スマートフォンなどで楽しめる「クラウドゲーム」への参入を発表している。クラウド上のサーバーの処理能力や通信環境の変化で、専用機がなくてもゲームができるためだ。任天堂やソニーといった日本勢が存在感を誇ったゲーム市場で、新たな主導権争いが起きてきた。

 米マイクロソフト(MS)は9日(日本時間10日朝)、ロサンゼルスでクラウドゲームの新サービス「xCloud(エックスクラウド)」を10月から北米向けに始めると発表した。詳細は明らかにしなかったが、ゲーム部門の責任者、フィル・スペンサー氏は「好きな場所で好きなゲームを楽しむことができる」と強調。E3期間中には、招待客向けにクラウドゲームを一足先に体験してもらうという。

 MSは専用機「Xbox(エックスボックス)」を手がけ、インターネットで膨大なデータをやりとりするクラウドの技術にも強い。この日は7年ぶりとなる次世代の専用機を2020年冬に投入するとも表明。「SCARLETT(スカーレット)」という名で開発を進めており、グラフィック性能を現行のXboxの4倍に高め、クラウドゲームにも対応させるとした。

 グーグルは6日に新サービス「Stadia(スタディア)」の概要を発表。同社幹部は「利用者は、ゲーム専用機ではなく、グーグルのデータセンターを(情報処理の)基盤に使うのだ」と強調した。データセンターで処理した映像をスマホ上などに流し込み、手軽にゲームを楽しめるサービスを11月から欧米14カ国で始める。米国では月9・99ドル(約1080円)の定額制になるという。アップルも、有料ゲーム事業への参入を表明している。

進化する通信環境、広がるゲーム市場

 IT大手の相次ぐ参入は、スマホなどの高性能端末が幅広く浸透し、背後で動くクラウド上のサーバーも大きく発展したからだ。今後は通信環境のさらなる「進化」も見込める。

 本格的なゲームを楽しむにはこ…

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