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 宮崎県延岡市の街中に1878(明治11)年から時を告げてきた鐘の音に感謝する「城山の鐘まつり」が10日、城山山頂(標高53・4メートル)の鐘突き堂前で催された。「時の記念日」の恒例行事で79回目。鐘を突く8代目鐘守(かねもり)の日高康彦さん(54)、真理子さん(49)夫妻を女性グループや園児の合唱でねぎらった。

 城山の鐘は時報鐘として長く市民に親しまれてきた延岡のシンボル。まつりを主催した延岡観光協会の谷平興二会長は「延岡の元気復活の時の音となるように」と期待を込め、来賓の読谷山洋司市長は「私たちの古里への思いが凝縮された鐘の音」とたたえた。

 康彦さんは「これからも一生懸命、鐘を突いていく」とあいさつした。(吉田耕一)