[PR]

 奈良県五條市にある生蓮寺(しょうれんじ)の副住職、高畑公紀さん(42)が、ハスの葉を使った缶入りの「蓮茶(はすちゃ)」(185ミリリットル)を3年かけて開発し、ネット通販で販売を始めた。茶葉ではない缶飲料は珍しいといい、「ご先祖さまとつながる心の茶として蓮茶を味わう文化を広めたい」と話す。

 高畑さんは筑波大や京都大の大学院で植物に関する研究に打ち込み、生命科学の博士号を得た異色の経歴を持つ。実家の寺の名に「蓮」があるのに境内にハスがなかったため、十数年前からハスを栽培。境内ではいま約120種類、約300鉢を育てている。ハスを丸ごと楽しむ図鑑を出版したり、花や葉、実の芯を使った茶を試作したり、寺で独創的な研究にも熱心に取り組んでいる。

 缶飲料を出したのは、蓮茶を多くの人に手軽に親しんでもらうため。東南アジアでは漢方薬としてハスが茶葉で売られているが、独特のにおいから日本人には敬遠されがちという。そこで葉の採取時期や天日での干し方など試行錯誤し、においの少ない安定した味わいの製法を確立した。飲んだ人からは「ジャスミン茶に少し似た風味」との評価も得た。和歌山県橋本市の飲料メーカーに委託して3万本製造した。

 15日に生蓮寺の住職に就任予…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら