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 和歌山の日本酒造りが変わりつつある。人口減少や日本酒離れと、業界に逆風が吹き、酒蔵の数や製造量はピーク時から大幅に減った。だが、若手社員の登用や経験や勘に頼った酒造りからの脱却など、変化を加えて良い酒を造ろうとしている。

 「女性社員でも平等に酒造りに携われるんです」。平和酒造(和歌山県海南市)の酒蔵を案内する社員の柿沢夏紀さん(27)が語った。約20人の正社員のうち、半数以上は女性。原料米の移動といった、単純な力仕事は機械化されている。人間は品質管理や工程管理といった部分に力を注ぐので、男女問わず仕事ができるという。

 4代目の現社長、山本典正さん(41)は、人材系ベンチャー企業で2年間働いた後、約15年前に実家の平和酒造に戻った。当時は、ベテランの杜氏(とうじ)が全般を仕切り、経験や勘を頼りに酒を造っていた。その分、杜氏の発言力は強く、若手の意見が反映されにくくやる気を保ちにくい環境だった。山本さんは現状を見て「若いエネルギーを入れないとダメだ」と危機感を抱いた。

 そこで取り組んだのが、酒造り…

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