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 鹿児島県警は11日、世界遺産・屋久島の環境保全に使われる入山協力金などを着服したとして、屋久島町や県などでつくる屋久島山岳部保全利用協議会(会長=荒木耕治町長)の元会計担当職員、泊勝也容疑者(43)=屋久島町安房=を業務上横領容疑で逮捕し、発表した。容疑をおおむね認めているという。

 発表によれば、泊容疑者は昨年1月下旬、登山者らから任意で集める入山協力金などを管理する同協議会の会長名義の預金口座から、自己名義の口座に計150万円を振り込み送金し、横領した疑いがある。

 入山協力金の不正着服問題は今年2月、内部調査で明らかとなり、同協議会は泊容疑者を免職処分にした上で、3300万円を着服したとして同容疑で5月に告訴していた。泊容疑者は内部調査に対し、パチンコやインターネットの競馬で使ったと着服を認めていた。(屋久島通信員・武田剛、小瀬康太郎)