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 「30万円から、30、30、30万円で17番」。札幌市の中央卸売市場で11日、北海道共和町のブランド「らいでんスイカ」の初競りが行われ、昨年と同じく1箱(スイカ2玉)30万円の過去最高値がついた。競り開始のかけ声から、わずか5秒足らずの出来事だった。

 この日、競りにかけられたのは300玉。「特秀」クラスで3Lの大きさの2玉に30万円の値がついた。1玉は食品スーパーの東光ストア、1玉は大丸札幌店内の青果店フレッシュワンが購入した。フレッシュワンの長部智史さん(33)は「令和初なので一番のものを仕入れた。味が良いと聞いているので、ぜひお客さんにもすすめていきたい」。

 夏の味覚「らいでんスイカ」は共和町内で生産され糖度や形状などの基準を満たしたもので、甘みとシャキッとした食感が特徴だ。らいでんスイカ生産組合の長尾正基組合長(63)は「今年は日照時間が長く、雨が少ないスイカにとって絶好の天候になった。糖度が高くサイズも大きい」と話した。9月下旬まで店頭に並ぶ。(前田健汰)