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 大阪府の吉村洋文知事は11日、府と大阪市の成長戦略などを協議する「副首都推進本部会議」(本部長=吉村知事)に堺市を新たに加え、8月に会議を開く考えを示した。その上で永藤英機・堺市長を松井一郎・大阪市長とともに副本部長に就任してもらう意向も明らかにした。府庁で記者団に語った。

 堺市長選で大阪維新の会が府知事、大阪市長に続いて「大阪3トップ」を独占。維新政調会長の吉村知事は、3府市の連携で広域行政の意思決定を一元化する「バーチャル大阪都」を進めていく考えだ。

 吉村知事は「堺市が強くなれば大阪全体が強くなる」と強調。会議の開催時期について、百舌鳥(もず)・古市古墳群の世界文化遺産の正式登録が控えることや、夏の参院選を挙げ、「早くやりたいが、急いでも8月になる」と語った。

 また議題として、古墳群の活用などの観光戦略のあり方のほか、大阪湾の物流強化やにぎわい創出、現在は別々に運用されている大阪市水道局と府内42市町村でつくる大阪広域水道企業団の「一元化」を挙げた。(坂本純也)