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 愛媛県版タウンページの表紙に、人気観光列車「伊予灘ものがたり」が登場した。JR四国とのコラボ企画で、巻頭には四国の観光列車の特集記事も収録。一見、旅情を誘う旅行雑誌のような装いの電話帳だ。今月初旬から県内で約67万8千部が配られている。

 「伊予灘ものがたり」は2014年7月、JR予讃線の松山―八幡浜間で運行を開始。地元食材を使った弁当や伊予灘が目の前に広がる車窓が人気で、16年以降は平均乗車率が9割を超える。昨年7月の西日本豪雨で線路が被害を受け運休したが、同年8月に運行再開。今年5月には乗客10万人を達成した。

 NTTタウンページ四国営業本部によると、表紙に一般企業のPR写真を採用するのは初めて。今夏発行の県版タウンページの表紙は計4種類あり、松山市版には伊予灘を背景に走る「伊予灘ものがたり」の写真を使っている。南予版の背景は大洲城(大洲市)、中予版と東予版は映画やドラマのロケ地にもなった下灘駅(伊予市)だ。

 4種類とも、巻頭では「こんなに楽しい! JR四国の観光列車」と題し、「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「アンパンマン列車」の特集記事を掲載。12日にJR松山駅(松山市南江戸1丁目)であった贈呈式で、福浜康弘駅長は「列車は来月で運行開始5周年。表紙をご覧になった方に、どんどん利用していただきたい」と期待を込めた。(照井琢見)