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 刈り取った藍を葉と茎に選別する「藍粉成し(あいこな)」が12日、徳島県上板町の佐藤阿波藍製造所で始まった。早朝、刈った藍を機械で細かく切って扇風機で吹き飛ばすと、作業場は瞬く間に緑色に染まっていった。

 2日ほど天日で干した後、倉庫で寝かせる。秋から藍染めの原料となる「すくも」作りに使われる。阿波藍は5月、文化庁の「日本遺産」に選定された。藍師の佐藤好昭さん(55)は「誇りを持って仕事をしていきたい。今年もいい色の藍になりますように」と話した。(佐藤常敬)