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 このおっぱいのしこりは良性? それとも――。女性にとってひとごとではない乳がんと、自己検診について理解を深めてもらおうと、山口県下関市の下関大丸で12日、乳房の模型を触ってしこりを探す体験会が始まった。

 会場で、スタッフの説明を聞きながら指の腹で模型を軽く押すと、1センチほどのしこりに触れた。でもこれはがんを伴わない線維腺腫。グッと力を込めて押し続けたら、胸の奥に別のしこりがあった。これががんだという。肌が不自然にくぼんでおり、がんのサインだと説明していた。

 市内に住む河田千代子さん(70)は、友人が乳がんを患ったこともあり、日頃から自分でチェックしていたという。それでも「こんなに力を入れて触らないと分からないなんて。今までのやり方は不十分だと知ることができた」と話した。

 17日までで、自己検診のコツをまとめたリーフレットを配布している。担当者は「乳がんは早く見つけて治療すれば治る病気。ぜひ体験して乳がんから身を守ってほしい」と呼びかけている。問い合わせは下関大丸(083・232・1111)。(山田菜の花)