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 日産自動車は12日、協業を検討するベンチャーの技術展示会を横浜市で開いた。各社は生産現場の作業を効率化したり無駄を省いたりできる様々な技術を披露。外部のアイデアを取り入れる「オープンイノベーション」と呼ばれる試みで、日産は参加した7社とすでに協業の検討に入っている。社内の「カイゼン」活動でこうした企業と協力するほか、展示会を通じて傘下の三菱自動車にも企業を紹介する狙いもある。

 「ハルボホールディングス」(東京都)が展示した粉は、火山灰の帯電を利用して汚れを分離する。濁り水が入った容器に白い粉を入れると、10秒ほどで汚れが分離された。採用を決めた日産の担当者は「大量の廃水処理のコストを下げたい」と話す。

 技術者の高年齢化や工場で働く女性の増加を意識し、重いものを運びやすくなる「アシストスーツ」の実演もあった。ベテラン技術者の目の動きを記録し、若手の指導や目視点検の保証に使えるようなメガネ型端末も注目を集めた。

 自動車業界では、自動運転など…

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