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 札幌市の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死し、母親と交際相手が傷害容疑で逮捕された事件で、詩梨ちゃんは5月中旬以降、十分な食事を与えられていなかった疑いのあることが捜査関係者への取材でわかった。北海道警はこの時期から育児放棄(ネグレクト)などの虐待が深刻化したとみて、保護責任者遺棄致死容疑などを視野に捜査している。

 母親の池田莉菜容疑者(21)と交際相手の藤原一弥容疑者(24)は5~6月、詩梨ちゃんにけがを負わせた疑いがあるとして今月6日までに逮捕された。莉菜容疑者が5日早朝、詩梨ちゃんの体調が悪いと119番通報し、搬送先の病院で死亡が確認された。詩梨ちゃんの体重は同じ年代の子どもの半分ほど、6キロ程度だったという。

 道警は、最後に母子に面会した5月15日には虐待の状況は認められないと判断したが、この後、暴行が強まったり、十分な食事が与えられなかったりしたとみている。