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 佐賀県嬉野市の「佐賀元祖忍者村 肥前夢街道」を運営する株式会社「マール」(光岡勝社長)は13日、武雄市の「森の遊園地 武雄・嬉野メルヘン村」を運営する新肥前観光(竹内亮社長)の株式を7月1日までに100%取得して子会社にすると発表した。いずれも家族連れが主な客層で、買収により経営の効率化を図るという。

 メルヘン村は1992年開業で、観覧車やコースターなどがある。リスやウサギなど動物と触れ合えるコーナーが人気で、来場者は年間約8万5千人。11年に旧運営会社が破産申請をしたことがある。

 今回の買収後も営業は続ける。メルヘン村の竹内社長は退任し、忍者村の光岡社長が兼務する。メルヘン村の従業員が忍者村で働くなど行き来をして、コスト削減や人材確保につなげるという。

 両施設は嬉野温泉と武雄温泉という有名温泉街に隣接していることから、マールの担当者は「ともに立地に恵まれている。温泉施設とのセットプランを提案したり、共同の広告宣伝をしたりするなど、買収による相乗効果を生み出していきたい」と話している。(上山崎雅泰)