チョウ羽化の奇跡、児童に見せ続け21年 冷蔵庫で調整

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三国治
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 千葉県我孫子市に「世界で一番小さな蝶ちょ園 あおむし君のおうち」がある。園長は菅野みどりさん(70)。自宅を建て替えた21年前から、チョウの幼虫である青虫を育てて羽化する姿を公開している。近くの小学校などにも出かけ、羽化の瞬間を披露する。「嫌われ者の青虫がチョウになっていく姿から命の尊さを感じて欲しい」と話す。

 菅野さんは小さいころから虫が好きで、いつも草むらで遊んでいたという。チョウの羽化を見てみたいと40年ほど前から自宅でチョウの飼育を始めた。ここ数年は、3月から9月ごろまでに、アゲハチョウやモンシロチョウ、タテハチョウ……と25種類、約800匹を羽化させているという。

 98年3月に自宅を建て替えた際、1階の出窓でチョウが卵から青虫、サナギを経て羽化するまでを見られるようにした。

 三角形の家の周りには、チョウに卵を産んでもらうため、餌になるキンカンや蜜を吸えるランタナなど25種類の植物を植えている。

 通りすがりの子どもからお年寄りまでが出窓をのぞき込む。菅野さんと一緒に青虫を探したり、羽化したチョウについて話し合ったりと会話が弾む。

 壁には青虫の形をした木琴が…

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