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 高知県安田町議会は、6月定例会最終日の14日、「安田町地酒による乾杯を推進する条例案」を可決した。10月1日から施行される。県内では、2014年に佐川町が制定している。

 地酒での乾杯を広めることを通して、地域の産業振興や郷土愛の育成などをめざす。有志の議員2人が提案し、賛成6、反対3で可決された。

 条例では、「地酒による乾杯の推進に必要な措置を講じること」を町に、「取り組みへの協力」を町民に、「町や事業者との相互協力」を製造販売業者に、それぞれ努力するよう求めている。お酒が苦手な人たちを念頭に「個人の嗜好(しこう)及び意志を尊重するよう配慮する」という条項も加えた。

 町内の蔵元は、土佐鶴酒造と南酒造場の2軒。提出者の一人、田之上健太議員(38)は、「おいしいお酒が造れるのは、町においしいお米や水があるから。安田町に来た人に地酒を飲んでもらい、町のファンづくりにつなげたい」と話していた。(湯川うらら)