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 徳島市は13日、要介護認定の更新手続き137件が期限の5月末までに終わらなかったと発表した。10連休の影響で作業日数が不足するのに、仕事の進め方を管理できていなかったことなどが原因という。遠藤彰良市長は同日の市議会全員協議会で謝罪し、「再発防止に努めたい」と述べた。

 市介護保険課によると、5月末が期限の申請は820件あり、うち137件の処理が6月にずれ込んだ。作業は同課の職員4人と委託先のスタッフ20人が担当しているが、新規を含む申請が前年同時期より約25%多く、10連休を考慮しなかったため間に合わなかった。担当者は「期限が近いものを優先するなどの管理ができていなかった」と話した。

 137件の手続きはすでに終え、利用者が介護サービスを受けられなくなることはない。ただ、今月から要介護度が下がる24件の対象者が、従来と同じサービスを受けると自己負担が必要になる。市は個別に対応を検討するという。

 厚生労働省は10連休を前に、各種の行政サービスに影響が出ないよう求める通知を自治体に出していたという。(佐藤常敬)