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 大分県豊後高田市観光協会は、市の観光地「昭和の町」にある44店舗をスマートフォンの動画で紹介する「手のひら案内人」を始めた。増加する外国人観光客にも使ってもらおうと、外国語による字幕も用意した。

 店頭などにあるQRコードをスマホで読み込んで利用する。動画は各店1~2分半ほどで、「見る」「食べる」「買う」「遊ぶ」の四つのテーマがある。ナレーションと字幕で店内の様子や各店自慢のお宝などを紹介している。

 14店については、2001年の昭和の町誕生時に初代案内人を務めた藤原ちず子さん(69)が、店の歴史や一押しの商品の「1店1品」などを大分弁で紹介。昭和3(1928)年創業の「大寅(おおとら)屋食堂」では、約40年間値段が変わらない350円のチャンポンを食べ、「子どものころ、初めて食堂で食べたチャンポンのにおい。なつかしいなぁ」と感激する場面もある。

 外国語の字幕は英語、韓国語、中国語の繁体字、簡体字の4種類ある。動画で紹介している店のマップもQRコード付きで作成し、裏面を外国人利用者向けに英語表記にしている。制作費は約420万円で、市と県の補助金を活用した。(大畠正吾)