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ロスジェネはいま

 藤井良太郎さん(44)はいま、回転ずし大手のスシローグローバルホールディングスの上場などを成功させた運用資産総額330億ユーロ(約4兆円)の英系投資ファンド、ペルミラの日本代表を務めている。

 朝日新聞の連載「ロストジェネレーション」の9回目(2007年1月10日)に「脱レール世代」として登場したときには、米系投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の日本法人立ち上げメンバーだった。KKRでは、人材サービス大手インテリジェンスやパナソニックヘルスケアへの投資などを手がけた。いまの会社に移ったのは15年のこと。藤井さんはさらりと言う。

 「10年単位くらいで転職を考えるのは、この業界では常識です。KKRには9年いて、次どうしようかと考えていたら、いまの会社の日本代表のポストに、という話がきた。ヘッドのポストというのはなかなか巡ってこないので、魅力的な話でした」

 さかのぼれば、灘中、灘高、東大法学部を卒業し、1997年に大蔵省(当時)に入った。2001年に大手投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)へ転じ、GSの米国本社に異動した後、KKR日本法人の立ち上げに携わった――。ピカピカの人生だが、「僕らの世代は、ずっと翻弄(ほんろう)されてきた」と話す。

就職氷河期に社会に出た世代に、「ロストジェネレーション」と名付けたのは、朝日新聞です。40歳前後となったロスジェネは今も不安定雇用や孤立に向き合っています。生き方を模索する姿を伝え、ともに未来を考えます。

 社会に出た年には北海道拓殖銀…

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