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 トランプ米大統領は13日、政権の「顔」であるホワイトハウスのサラ・サンダース大統領報道官(36)が今月末に退任するとツイッターで明らかにした。トランプ氏は「3年半を経て、我々の素晴らしいサラ・ハッカビー・サンダースは今月末にホワイトハウスを去り、偉大なアーカンソーに帰る」と語った。「彼女は類いまれな才能を持つ特別な人物で、とてつもない仕事をしてくれた」と持ち上げた。

 その後、トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「彼女はタフで良い人。そして、タフで悪い人でもある。アーカンソー州知事選に立候補すれば、きっとうまくやる。私はそう仕向けているんだ」と述べ、出馬に期待感を示した。

 サンダース氏は「大統領のために働く機会を得たことを誇りに思う。私がいま思いつく唯一のことは、母親であるということ。3人の素晴らしい子どもがいる。彼らともうちょっと一緒にすごそうと思う」と述べた。

 サンダース氏は、共和党の元アーカンソー州知事で2016年大統領選に出馬したマイク・ハッカビー氏の娘。当初、父を支援していたが、父の撤退後、トランプ陣営に加わった。政権発足後、副報道官に就いた。スパイサー前報道官が半年で更迭され、17年7月に昇格していた。

 サンダース氏は、内部対立が激しいトランプ政権内でも、最もトランプ氏に忠実な幹部の一人。トランプ氏に批判的なメディアと、記者会見で何度も対立してきた。トランプ氏がメディアを敵視していることから、今年は2回しか記者会見を開いていないなど、ほとんど「顔」の役割は果たしていなかった。(ワシントン=土佐茂生)