中国の需要減がアフリカゾウ救った? 密猟が半分以下に

有料会員記事

桑原紀彦
[PR]

 アフリカゾウの密猟による死亡率が2017年までの6年間で半分以下になったとする研究結果を、ドイツの研究者らのチームがまとめた。工芸品などの需要が高く、象牙取引が盛んだった中国で需要が減少していることが背景にあるとしている。一方、汚職や貧困が深刻なところほど密猟が増えるとも指摘している。

 世界自然保護基金(WWF)によると、アフリカゾウの推定頭数は1979年時点で134万頭。しかし象牙を目的とした密猟などで数が激減し、16年は42万頭と推定される。象牙はワシントン条約により1990年から輸出入が原則禁止されている。

 研究者らは02~17年にアフリカ29カ国の国立公園など53カ所で、毎年発見されたゾウの死骸数のデータをもとに密猟による死亡率を推計。ピークの11年には死亡率が平均10・4%だったが、17年は同3・7%に低下した。

ここから続き

 密猟による死亡率と、象牙に…

この記事は有料会員記事です。残り478文字有料会員になると続きをお読みいただけます。