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 実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズ(IST)=北海道大樹町=は、5月のロケット打ち上げ成功に続き、夏にも小型ロケット「MOMO」4号機を打ち上げる計画を明らかにした。今回は折り紙の飛行機を搭載。宇宙空間に達した時に、地表に向けて飛ばすミッションも行う。同社によると、宇宙空間からの紙飛行機の放出は「世界初」という。

 同社は5月に、小型ロケットMOMO3号機の高度100キロ以上の宇宙空間への打ち上げに成功した。民間企業単独での打ち上げ成功は国内初だった。それに続く新しい計画を、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングのサイトで13日に明らかにし、資金募集も始めた。

 計画では折り紙の飛行機を3機搭載。高度100キロを超えた時点で地上の発射ボタンを押して放出し、大気圏に再突入させるという。紙飛行機には出資者の名前や企業広告などを掲載。飛行機は海上に落下後、海岸などで見つかれば回収する可能性もあるという。

 発案者は紙飛行機の室内滞空時間の世界記録保持者で、日本折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫さん。MOMOに搭載するモデルは近く公開する予定という。また、燃料のエタノールに和歌山県の酒造会社の日本酒を混ぜて飛ばす試みも行う。ISTは「宇宙で楽しいこと、役に立つこと、面白いことをどんどんしていきたい」という。(中沢滋人)