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 倉敷市真備町の市立川辺小学校の児童が14日、西日本豪雨で被災した元の校舎近くの水田で、田植えを体験した。大きな被害を受けた地元農業の活性化に一役買おうと、5年生57人がボランティアの手ほどきを受けながら、一汗かいた。

 子どもたちは約4キロ離れた薗小学校にある仮設校舎で学ぶ。この日はバスで、リフォーム中の住宅に囲まれるように立地する約15アールの水田へ。往来が絶えない大型車に注意しつつ、「カエルがいるぞ」などと歓声をあげながら、もち米の苗を植えた。

 総合学習の一環で、地元のまちづくり推進協議会の協力を受けながら毎年実施している。昨年は田植えをした半月後、豪雨にあって収穫できなかったという。岸本結希乃さん(10)は「みんなと協力して楽しくできた。餅つきが楽しみです」と笑顔。収穫したもち米は、地域の催しでお餅にして振る舞われるという。

 田植え体験は真備町内の全6小学校で順次実施される。(小沢邦男)