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 是枝裕和監督の日仏合作映画「ラ・ヴェリテ」が間もなく完成する。昨年のカンヌ国際映画祭で「万引き家族」がパルムドールを得た後の第1作。フランスの国民的女優カトリーヌ・ドヌーブとジュリエット・ビノシュが母娘を演じ、パリとその近郊で撮影された。完成が先月のカンヌに間に合わず、ティエリー・フレモー総代表を「断腸の思い」と悔しがらせた話題作だ。

 企画のスタートはパルムドール受賞の7年前だ。2011年、来日したビノシュと是枝監督が対談をした折、「将来、何か一緒に映画を」という話になった。15年ほど前に書こうとした物語を引っ張り出し、フランスを舞台に改稿して完成させた。ドヌーブには「せっかくフランスで撮るのなら、と思い切ってオファーしました」。

 原題は「真実」の意味。スター女優(ドヌーブ)とその娘(ビノシュ)を中心に、徐々に人間関係の真実が明らかになっていく。ほかにもイーサン・ホークやリュディビーヌ・サニエら豪華キャストがそろった。

確執、ユーモアも交えて描く

 芸術家の母と娘の確執という主…

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