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 地域で長年育まれた生産方法で高い品質・評価を得ている農林水産物などのブランドを守る国の「地理的表示(GI)保護制度」に、出荷の最盛期を迎えているJA鳥取中央の「大栄西瓜(すいか)」が14日登録され、関係者らは喜ぶとともに、産地発展に思いを新たにした。

 鳥取県北栄町特産の大栄西瓜は100年以上前から、大山ふもとに広がる肥沃(ひよく)で保水性・透水性の良い黒ボク土壌で栽培されている。大玉で皮際まで甘く、シャリシャリ感があるのが特徴。品質にばらつきが少なく、市場で高い評価を得ている。

 JA鳥取中央の栗原隆政組合長は「GI登録を今後の販売に生かし、超スーパーブランドを目指して努力していきたい」、大栄西瓜組合協議会の山脇篤志会長は「生産者の励みになり、強い産地づくりを目指す上で非常に重要な意味を持つ。GIをPRして、新規就農にもつなげたい」と意欲を語った。

 県内でのGI登録は、「鳥取砂丘らっきょう・ふくべ砂丘らっきょう」「大山ブロッコリー」「こおげ花御所柿」に続いて4番目。全国では今回、大栄西瓜を含む三つの産品が新たに登録され、登録は82産品となった。(斉藤智子)