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 ビニールハウスの中できれいな赤色の実が鈴なりになっている。島根県邑南町矢上の石見雲海農園でサクランボの摘み取りが真っ盛りだ。

 同園は約3600平方メートルの敷地に130本ほどを栽培。「佐藤錦」をはじめ、「高砂」「紅さやか」など5品種を育て、1シーズンに約1トンを近くの「道の駅」などに出荷している。園の椿治美さんによれば、今年も果実のつき具合や甘み、酸味は例年通りのできばえという。

 近年はインターネットなどで知ったバスツアー客がサクランボ摘みに訪れるという。町内会の旅行で広島市から来た主婦の中泉和子さん(70)は「甘くておいしい」と赤い粒を口に運び、にっこり。

 本場の山形県よりも寒さが厳しくないため「病害虫対策などに気を使います」と椿さん。「年々リピーターのお客さんが増えているのは励みになりますね」。摘み取りは6月下旬まで続く。サクランボ摘みは団体客を除き、原則土日のみ。問い合わせは、同園(0855・95・2035)へ。