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 中東のホルムズ海峡に近いオマーン湾で、タンカーなど2隻が攻撃を受けました。このうち1隻は、日本の海運会社が運航するパナマ船籍のタンカーで、乗組員は全員フィリピン国籍でした。日本の会社の船なのに、どうして船籍が外国で、乗組員も外国人なのでしょう。背景には、世界の海運会社がしのぎを削る厳しい競争がありました。大手海運会社で乗船経験もある神戸大学大学院海事科学研究科准教授の渕真輝(ふちまさき)さんに聞きました。

 ――船籍って何ですか。

 船の国籍のことです。「海洋法に関する国際連合条約」(国連海洋法条約)で定められています。日本の会社が発注して日本で船を造り、運航したら日本船籍となります。ですが、パナマの会社が発注して日本で船を造り、日本の会社がその船を運航すればパナマ船籍となります。日本の多くの海運会社は、パナマに別会社をつくり、その会社が発注しています。

 ――なぜそんなことをするのでしょう。

 船にかかわる税金や乗り込むこ…

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