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 トランプ米大統領が5月に来日した際、安倍晋三首相に対してイランに拘束されている米国人の解放をイラン側に要請するよう求めていたことが分かった。首相は今月12、13日のイラン訪問時にトランプ氏の意向を伝達した。日本政府関係者が明らかにした。

 首相は12日にイランのロハニ大統領、13日に最高指導者ハメネイ師と会談。その中で、イランがスパイ罪で拘束している複数の米国人の解放をトランプ氏が求めていることを伝えた。

 イラン側の反応は明らかになっていないが、トランプ氏が米国人解放をイランとの直接対話に向けた取引材料の一つと位置づけている可能性がある。

 ただ、ハメネイ師は首相との会談後、米国と対話しない考えを改めて表明。トランプ氏も13日、ツイッターで「イランと取引をすることは時期尚早と感じる。彼らは準備ができていないし、我々もだ!」と発信した。