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 陸上自衛隊の矢臼別演習場内に国の土地買収に応じずに住み続け、反戦地主として知られる故川瀬氾二(はんじ)さんの旧居跡に15日、この地で展開されてきた平和運動の歴史を伝える平和資料館がオープンした。時代の荒波に抗した人びとの運動の姿を、写真などで生き生きと知ることができる。

 川瀬さんは国の開拓事業に参加して1952年に別海町矢臼別に入植した。だが、その後、陸自の砲弾射撃訓練のために別海、厚岸、浜中の3町にまたがる演習場の計画が浮上。国は62年に矢臼別の開発計画を撤回し、2年後に演習場用の用地買収をほぼ終えた。

 それでも川瀬さんは「自衛隊は憲法違反」と主張して買収に応じず、2009年に亡くなるまで演習場内に住み続けた。所有地の川瀬牧場には、自衛隊の拡大を受けた射撃訓練の強化、安全保障条約に基づく日米合同演習の開始など、防衛政策が変化するなか、平和活動家が集まって反対運動を繰り広げる「平和のとりで」的存在となった。

 資料館は、川瀬さんの平和への…

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