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 フェンシングのアジア選手権第4日は16日、千葉ポートアリーナで団体戦2種目が行われ、男子フルーレで日本(松山、敷根、鈴村、三宅)は準決勝で香港を45―36で破った後、決勝で中国に45―43で競り勝ち、2009年大会以来の優勝を果たした。女子サーブルは中国が制し、日本(江村、青木、福島、田村)は3位だった。

本音ぶつけ合い一体感

 1点リードの最終9巡目で22歳の主将、松山が締め、日本男子フルーレの10年ぶりの優勝が決まった。 明確なリーダーが不在で、やや一体感に乏しかったチームに、最近、変化があった。ロンドン五輪団体銀メダルメンバー、三宅の復帰だ。元来、マイペースでチームの「和」には無頓着だった28歳は変わった。「太田雄貴さんの時代と違い、このチームは誰でも点が取れる。史上最強」と公言し続けた。後輩をベンチから励ます局面が多かった三宅ののどが一番かれていた。

 表彰式で壇上に日の丸を持っていったのは、メンバー落ちした22歳の西藤だ。腐らず、求心力に欠けたチームの流れを変えようと、選手だけの話し合いを呼びかけ、腹を割って本音をぶつけあった。「あれで団結できた」。金メダルメンバー全員の思いだ。

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