竹園隆浩
「アーナン・ダイ」
形名(かためい)を告げる鋭い掛け声とともに魂の入った演武が始まる。初めて五輪競技に入った空手の男子形で、「最も金メダルに近い」と評されるのが喜友名(きゆな)諒(28)だ。
形は、相手がいる組手と違い、選んだ形を1人で披露し、その完成度を競う。沖縄に生まれ、劉衛流龍鳳会に所属する喜友名が得意とする形が、「アーナンダイ」だ。
記事後半では世界選手権3連覇をもたらした喜友名選手の技について説明します。
多種多様な流派が集う空手界にあって、劉衛流の代表的なアーナンダイは、国内大会では認められていない。それが、世界空手連盟(WKF)のリストに入ったため、国際大会で使えるようになった。
■世界選手権3連覇、も…
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