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災害考古学 第5部:5

 人の身の丈ほどもあるだろうか。JR奈良線の玉水駅(京都府井手町)の片隅に、巨大な石がひっそりと置かれている。巨石の前には石碑があり、その文言を読んで初めて巨石が激流に流され、転がってきた水害の証しであることを知った。

 青々とした木々に覆われる玉川。その流れには、初夏になると蛍が舞う。昭和28(1953)年8月15日、このせせらぎが牙をむいた。井手町で100人余りの犠牲者を出した南山城水害である。

 集中豪雨で近くの大正池と玉川があふれ、4千の家々を押しつぶした。ふるさとガイドボランティアの宮本敏雪さん(84)は「いまも仲間と集まれば、終戦と水害のことばかり。それほど大きなことだった」と述べ、当時18歳だったころを振り返った。

 あの夜、雨は勢いを増していた…

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