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 外務省は17日、沖縄県・尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で16日、中国の海洋調査船1隻が海中にワイヤ状のものを垂らしていることを海上保安庁が確認したと発表した。調査船はその後EEZ外に出たが、政府は同日中に外交ルートで抗議した。

 外務省によると、現場は尖閣諸島の北西約89キロの海域。中国船は海水温や海流の調査をしていた可能性があるという。国連海洋法条約は他国のEEZ内で科学的調査をする場合、事前に同意を得ることとしている。外務省は「同意を得ておらず、仮に調査をしていたのであれば極めて遺憾だ」としている。(鬼原民幸)