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 外国人の不法就労防止に理解と協力を求めようと、成田空港で17日、東京出入国在留管理局成田空港支局と千葉県警成田国際空港署によるキャンペーンがあった。

 6月の「不法就労外国人対策キャンペーン月間」に合わせ、毎年実施している。両局署の職員ら約30人が、チーバくんなどのマスコットキャラクターとともに第2旅客ターミナルビルの国際線出発ロビーを練り歩き、出発客らにチラシを配って不法就労防止を呼びかけた。

 入管の石井陽一支局長は「正規に在留する外国人と共生を図り、健全な社会を構築していくため、不法就労は看過できない」。空港署の小原秀見署長は「不法就労は、承知の上で雇い入れたり、人身取引被害者の外国人を買い受けて働かせたりする日本人雇用主の問題でもある」と述べた。

 入管のまとめによると、昨年1年間に入管法違反で強制退去となった外国人のうち、不法就労だったのは1万86人で、前年より約10%増えた。このうち、県内で働いていたのは1666人で、茨城県に次いで全国2番目に多かった。(福田祥史)