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 阿武隈山地から太平洋に注ぐ木戸川から取水した水道水のペットボトルが18日から東京・霞が関の官庁街にあるコンビニチェーン大手ローソンの5店舗で発売される。文部科学省などが入る中央合同庁舎第7号館の店舗は一般向けに開放され、官庁街で働く公務員だけでなく東京の消費者にも福島の水道水を届け、風評払拭(ふっしょく)につなげるねらいだ。

 販売するのは、「ふくしま木戸川の水」(500ミリリットル、120円=税込み)。流域など5町でつくる双葉地方水道企業団が、24時間体制で放射性物質を自動測定する楢葉町内の浄水場で浄化後、埼玉県秩父市の飲料水メーカーが加熱殺菌、ボトルに詰めた。

 昨年11月以来、約7万本が製造され、県内の一部店舗のほか、東京・日本橋の県アンテナショップなどで販売が始まっている。企業団の担当者は「日本の中心の霞が関から、水道水の安全性や福島復興を発信していきたい」と話す。(床並浩一)