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 熊本県苓北町の内田皿山焼窯元で、たこつぼの生産が最盛期を迎えている。たこつぼを作る窯元は全国でも珍しく、陶器製のたこつぼの生産量では日本一という。窯場の隣接地には焼き上がったたこつぼが山積みされ、出荷を待っている。

 たこつぼは高さ約25センチで重さは約4キロ。産卵用と漁用があり、7月~9月はタコの産卵期に当たり、産卵場所として海底に沈める産卵用の需要が高まる。プラスチック製も普及しているが、同窯元では町内の粘土と赤土を使ったたこつぼを年間約5万個製造。天草地域をはじめ、九州一円に出荷している。

 木山健太郎代表(44)は「たこつぼは割れても、もともとが赤土。100%環境にやさしい」と話している。(大矢雅弘)