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 パナソニックは17日、溶接現場の人手不足に対応するため、産業用ロボット向けのソフトウェアを手がけるベンチャー「リンクウィズ」(静岡県浜松市)と協業すると発表した。溶接や検査の工程を自動にするシステムを開発し、今年度中にも実用化させる方針だ。

 溶接ロボを製造・販売するパナソニックは、ロボットを動かすソフト開発に強みを持つリンク社と手を組むことで、工場の自動化を支援して作業効率を高めたいという。

 溶接作業は人の経験や勘に頼る部分が多く、熟練工の減少などが深刻となっている。新たなシステムの導入で、人の目視で起こる不良品の見落としも減らせるとする。システムはまず、溶接の品質管理が厳しい自動車業界での採用をめざし、他業種にも広げていく考えだ。(中島嘉克)