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 交番で警察官が襲われ、拳銃を奪われる事件がまた起きた。再発をどう防ぐか。警察庁などが検討していく。打つべき対策の在り方は、詳しい状況や手口の解明が前提になる。

 警察官の拳銃の携帯方法などは国家公安委員会規則の「警察官等けん銃使用及び取扱い規範」などで定められている。拳銃は銃入れに納めて腰に着装。グリップ底部にむすんだ伸縮性のつりひもを、腰に巻いた帯革(ベルト)に通す。

 過去の事件では、つりひもを切るなどの手口が多かった。岐阜県多治見市で2005年5月にひもを引きちぎられ拳銃が奪われた事件を教訓に警察庁は06年3月、規則を改正。ひもの芯を金属だけに変えて強度を高めた。警察幹部によると、現在のひもは通常の刃物では容易に切断できないといい、この手口は減ったとみられる。ただ、昨年6月に富山市の交番で警察官が男に刺殺され拳銃を奪われ、小学校で警備員が撃たれて死亡した事件では、ひもが切られたとされる。

 今回はグリップとつりひもをつなぐフック状の金具が外されたとみられている。金具は、付いているねじを回すなどして着脱する仕組みという。ひもの強度を高めた際、金具も外れにくい構造に改良された。警察幹部は「金具を外す手口はほとんど聞いたことがない」としつつ、「自由にいじれる状況であれば外せないことはない」と言う。

 警察庁は装備面の対策として、昨年度から形状や材質を改良した新型の拳銃入れの導入を始めたが、配備は一部にとどまっている。

 また、昨年9月に仙台市の交番…

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