[PR]

 千葉県君津市は、橋の安全点検にドローンの導入を決め、7月から実証実験に入る。市域が広く、市管理の橋が227もあり、老朽化が急速に進む。安全点検を定期的に実施し、必要な補修工事を早めに施すことで長寿命化に結びつけ、維持管理コストの大幅削減を図りたい考えだ。

 君津市は県内自治体の中で2番目に広い。小糸川や小櫃川が流れ、亀山湖などのダム湖も多く、227橋のうち15メートル以上の橋は約120と他の自治体と比べて多い。橋の寿命と言われる50年を経過した橋は83で、30年後には206橋を数え、大規模補修や架け替えには巨費が必要となる。

 このため、市は「橋梁(きょうりょう)長寿命化修繕計画」をまとめ、基本方針を打ち出した。定期点検と早めの補修を繰り返すことで、橋の長寿命化を実現する「予防保全型」への転換だ。橋の機能が低下した段階で補修する「事後保全型」では巨額の費用がかかる。市の試算では、予防保全型の実施で、今後50年間で約180億円の維持管理コストの削減が可能という。

 その一環として導入するのがドローンを使った定期点検だ。国土交通省は、5年に1回の定期点検を基本としている。市は定期点検を民間委託しており、2018年度までの5年間の227橋の点検費用は1億3千万円に上った。市道路整備課には「コンクリート診断士」の資格を持つ職員もいて、ドローンの操縦資格も取得している。市独自の定期点検に切り替えることで、5千万円程度の費用削減につながり、補修費などに回すことができる。

 7月から実施する実証実験は2…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら